第4章 純愛〜乙骨憂太〜
「どう?憂太、最高に可愛いだろ?僕のみやびちゃん。」
先生が僕の方を見て言った。
「はい……最高に可愛いです。」
背中をさすりながら答えた。
「もう、ヤダ……憂太まで。」
泣いてるのに照れるみやびが愛しくてたまらない。
本当なら今すぐ抱きしめたい。
「さあ、帰ろっか。念のために硝子に見てもらわないとね。」
五条先生と共に高専へと帰る。
帰りの車の中、手を繋いだ。
たったそれだけの事なのにドキドキする。
あんな事をした仲なのに。
みやびが何も覚えていなくて良かった。
これからゆっくり始めればいい。
みやび、大好きだよ。
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