第4章 純愛〜乙骨憂太〜
術師になって忙しくなってからはすれ違いが増え、フラれてしまった。
彼女曰く、僕の優柔不断なところがダメらしい。
部屋に着く頃には僕の股間はパンツとズボンを突き破らんばかりに膨れ上がっていた。
そして腕の中には愛しい人。
「ンンッ……ゆ、うた?」
部屋に入って電気を点けると中村さんが目を覚ました。
「中村……さん!?」
ソファにゆっくりと降ろした途端、中村さんが僕の首に手を回してきた。
「ダメェ?」
「いや、だ、ダメじゃないけど……」
あの大人しい中村さんが自分からこんな事するなんて。
「憂太……苦しそう。」
中村さんが僕のズボンの上から股間を撫でる。せ
「中村さん!」
思わず中村さんの柔らかそうな唇に自分の唇を重ねてしまった。
「ンッ……ンンッ……」
いやらしく漏れる中村さんの吐息に煽られる。
そしてついにパツンパツンのズボンのファスナーがはち切れ、僕のモノが勢いよく外に飛び出してしまった。
「あっ!そ、そんな……中村さん……」
そしてそれと同時に中村さんの指先が僕のモノの先に触れた。
「すごぉい、憂太のおっきい……」
目を丸くして見つめる中村さん。
僕自身もびっくりだ。
自分のなのにこんなにも硬く、そして尚こんなにも反りたったのは生まれて初めてだ。
「ご、ごめん。僕たち呪霊に媚薬をかけられたらしいんだ。それでこんなになってるんだよ。君も何か体が変だろ?」
「うん……体が…‥なんだか変なの。憂太、たしゅけてぇ……」
か、可愛いすぎ……
好きな人のこんな姿を見て冷静でいられる男がいるのだろうか?
「中村さん!」
そして僕は中村さんを強く抱きしめた。