第1章 その愛が、私を狂わせる〜五条悟+七海建人+夢主(3P)〜
「ンッ、ヤァ、ダ、ななみぃ。」
「耳、感じるんですか?」
五条さんに抱きしめられたまま感じるみやび。
その姿がいやらしく、自身を昂らせてしまう。
「うん。耳、弱いのぉ。」
涙目で私の顔を見るみやび。
そんな顔されたら、我慢できない。
「いいこと聞いちゃったぁ、アハ。」
意地悪そうな男がみやびから離れた。
そして立ち上がり、みやびの手を掴むとこう言った。
「みやび、七海の上にまたがってやってよ。」
「な、何を!」
狼狽える私。
今、ここに乗られてはますます反応してしまいそう。
「ヨイショっと。」
五条さんの言う通りにするみやび。
僕にまたがる時、ロングスカートの裾を少しだけ持ち上げた。
チラッと見えた白い足がいやらしい気持ちに拍車をかける。
ソファにもたれる私に向かい合わせでまたがったみやび。
私の首に手を回してくる。
私も彼女の腰に手を回す。
「七海、照れてるの?可愛い。」
「あなたも、可愛いです。」
すると、五条さんが私の横に座り、みやびの耳を舐め始めた。
「ンッ、アァ。」
耳を舐められて喘ぐみやび。
そんな彼女の唇を舐める私。
他の男に耳を舐められて感じてるみやびの唇を舐める、何て淫靡なのだろう。
「みやびさん、舌出して。」
喘ぎながらも舌を出す彼女。
その舌を舐めてやる。
「ン、アンッ。」
可愛い声。
そう思ったのは私だけではなかった。
「可愛い声だね。」
耳元で囁く五条さん。
すると、さらに甘美な声で鳴くみやび。
「アァン、ヤダァ、五条。」
他の男の名が呼ばれたことが嫌で唇を塞ぐようにキスをする。
「七海が妬いてるみたいだよ、みやびちゃん。」
五条さんがそう言うと、返事を返すかのように喘ぐみやび。
「ンンッ。」