第4章 純愛〜乙骨憂太〜
「ううっ………」
どれくらいそうしていただろう。
気づくと辺りは薄暗くなっていた。
「あっ、中村さん!」
中村さんは僕の近くに倒れている。
僕は起き上がって中村さんのところへ行く。
「中村さん、中村さん!」
必死に名を呼ぶ。
「ンッ……ンン……」
そう言いながら体を捩る中村さん。
スカートが捲れて水色の下着が見えた。
その姿に僕の心臓が跳ね上がる。
「中村さ、ん?」
早鐘を打つ心臓。
そしてそれと同時に敏感になる中心部。
自分の意思に反してムクムクとあたまをもたげる僕のモノ。
どうしよう、こんな時に。
慌てて押さえるもその刺激が更に起爆剤となってしまう。
「ハアッ、ハアッ、何だか暑いな……」
額から汗が噴き出す。
今は秋。
さっきから涼しい夜風が吹いているのに何故か僕は滝のように汗をかいている。
あきらかに何かがおかしい。
やはり、先ほど触れた液体のせいだろうか。
「ンッ、アアッ………ン、あ、あれぇ?憂……太?どうしちゃったのぉ?」
目覚めた中村さんの様子も明らかにおかしい。
起き上がった#NAME2さんは何故か制服のボタンを何個か開けた。
肌けた制服の胸元から水色のブラジャーが見える。
そして、足元のスカートはまだ捲り上がったままだ。
ああ、ダメだ。
目が逸らせない。
僕の下半身はさらに変貌を遂げる。
パンパンに膨れあがり今にもはち切れそうになってる。
「ハアッ、中村さん……ハアッ……っ、どうしたの?」
虚な目に半開きの口の中村さん。
「アアッ、何だか……暑くって……」
「僕も同じだよ!どうしちゃったんだろう?僕たち。とにかく五条先生に連絡取ってみるね。」
「ご、じょうせんせい??」