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愛欲♡【呪術廻戦】裏夢 短編 R18  

第1章 その愛が、私を狂わせる〜五条悟+七海建人+夢主(3P)〜


普通、こんな事を言われて即OKする人なんていないだろう。

「だから、3人で付き合おうって言ってんの。僕と七海でみやびをシェアしたいの。」

3人がけのソファの真ん中にみやびを座らせ、僕と五条さんで挟むようにして座っている。

「シェアって、私は物じゃないのよ。」

みやびが五条さんの方に向かって言った。

「そうだけど、いい言葉が見つかんないんだよ。」

「アンタはともかく、七海もなの?このバカに賛成なの?」

そこで今度は私の方を見るみやび。

「ひどいなぁ、バカとは。」

口を挟む五条さん。

「うるさい、五条。七海に聞いてんの。」


この2人は学生の頃からこういう感じだ。


少し、羨ましかった。


「私も、最初に聞いた時は驚きましたけど、でもまあ、私と五条さん双方が納得する方法はこれしかないのかなぁと……」

「ちょっと待って!私の気持ちはどうなるの?」

みやびが声を上げた。

「みやびは2人共好きなんだろ?」

「うん。」

「だったらしょうがないじゃん、ねえ?七海。」

「はい、そうする他ないと思います。」

私もキッパリと言った。



「わかった……七海までそう言うなら……」

みやびが了承してくれた。

「何だよ、それ。」

不貞腐れる五条さん。

「だって、七海が言う事なら大抵信じられるもん。」

「僕の言うことは?」

「大抵信じらんない。」

「みやびちゃん、本当に僕のこと好きなの?」

「うん。バカで性格悪くて礼儀知らずだけど、めちゃくちゃ強いから好き。」

「じゃあ、チューして。」

「今?」

「うん。」

「いきなり?」

「うん。早くぅ。」

五条さんは目を閉じて顔を突き出している。


その時、みやびが私の方に向き直った。

次の瞬間、私の唇に柔らかな物が触れた。
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