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愛欲♡【呪術廻戦】裏夢 短編 R18  

第2章 密事〜禪院直哉〜


「そうや。みやびちゃん、もう20歳やろ?そろそろ知っといた方がええよ。俺が教えたるから。男の喜ばせ方。」

不思議そうに俺を見つめるみやびちゃん。

頭の後ろに手を回して俺の方へ引き寄せ、可愛い唇にキスしてやった。

一瞬、体をビクッとさせるみやびちゃん。

「久しぶりやなあ。昔、キスしたん忘れた?」

緊張して体が硬くなってるみやびちゃん。

あれ以来、誰ともやった事なかったんかな。

唇の間から舌を入れるとまた体がビクッとするみやびちゃん。

あの頃は流石にここまでの事はやってなかった。

舌を絡め、舌先で歯列をなぞる。

それに一生懸命に応えようとするみやびちゃん。

これはたまらんわ。


キスだけでこれやで。


俺、久しぶりに燃えそうやわ。


名残惜しいけど一旦唇を離す。

すると、肩で息をしてるみやびちゃん。


「ハァッ、ハァッ。」

「どないしたん?キス、嫌やった?」

そう聞いても何も言わず、下を向くみやびちゃん。


可愛いなぁ。


これは、躾するんが楽しみやな。


俺好みに躾けたろ。


「いつまで下向いてるつもりなん?」

そう言うたらやっと顔あげよった。

「何で?何でこんな事するの?」

目にいっぱい涙溜めて俺を見つめるみやびちゃん。

「何で?って野暮な事聞かんといて。」

「野暮?」

「そうや。何でこんな事するかって言うたら、みやびちゃんが可愛いからや。」

「私、可愛くなんかない。」

「可愛いよ。男から言われた事ないの?」

「………………」

みやびちゃんの白いほっぺたに涙が一筋流れた。

「泣かんといて。」

指でその涙を拭ってやる。

「ありがと。」


何かあったんかな?


まあ、ええわ。


「びーびー泣く女は嫌いや。ええな?」

目に涙いーっぱい溜めたまま、無言で頷くみやびちゃん。
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