• テキストサイズ

月夜の歌姫

第14章 サランの約束


翌日
サランは目を覚ますと気持ちよく伸びをして水を1口飲むと町へ出る。
町ではコロシアムを楽しみにしている人で集まっていた。

そんな人混みをかき分け、約束していた下層に向かうと既にラァラとコーアが待っていた。

「サランさん!」

ラァラが嬉しそうに階段下まで走ってくる。
その後ろをコーアが追いかけた。

「あ、わざわざ待っててくれたの?」

「ずっと楽しみで家だと落ち着かなくて…」

サランが嬉しそうに微笑み、ラァラは恥ずかしそうに照れくさそうに頬を赤くする。

3人は少し離れたところにある孤児院に赴くとラァラやコーアより小さな子もいた。
理由は様々だが、子達は楽しそうに仲良くあそんでいる。
/ 618ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp