第79章 活気溢れるクレイモラン
2人の方に話をしようとし、黄金病によってブレインたちの目の前で黄金像になってしまったおばあさんが歩いてきた。
「おばあちゃん!元に戻ったのね!良かった〜」
シルビアが嬉しそうにほっとした表示を浮かべる。
「えぇ、あんた達がバイキングやその親玉を追っ払ってくれたおかげだって聞いているよ。
本当にありがとう。」
「うふふ、いいのよ。アタシ達もちょっと用があっただけだから。」
「そうかい、でも助かったのは事実さ。
素直にお礼を言わせておくれ。」
おばあさんは本当に嬉しそうに感謝をしながら頭を下げた。サランも嬉しくなった。
「これからどこかへ?」
「えぇ、そうだった。これから城に言って出来なかった仕事をしようかと思ってるんだ。
立ち話もなんだから、私はそろそろ行かせてもらうね。」
おばあさんは一礼をするとスタスタと城へ向かった。
2人はそんなおばあさんに手を振って見送った。
「それじゃあ、アタシ達は宿に行きましょう?
少ししたらブレインちゃん達もやってくるだろうし?」
サランは頷きシルビアについて行った。