第75章 カミュの秘密
ブレインたちは魔物から人間を助けられたが黄金にされた人間が連れていかれた。
その船にカミュとサランの姿が見受けられた。
「カミュちゃん!?サランも!?
ちょっと、なんで2人ともあんな所にいるのよ!?」
シルビアは頭を抱えた。
「分からん!だが理由を考えるより、ヤツらを止めなければ」
ブレイン達は船を追ったがすでに船は沖の方まで行ってしまった。
「間に合わなかった…。
まさか、2人共連れていかれるなんて…」
シルビアは少しの苛立ちを言葉に込めた。
「んもう!だったら取り返すだけよ!
神父さんがまだこの辺りにいるはずだから、見つけて何があったか聞いてみましょう?」
ブレイン達は急いで神父の元へと向かった。
神父が、どこにいるか分からないので町の人に聞いてみる。
「神父様なら城下町出たとこの高台の方へ向かいましたよ。なんでも逃げ遅れかけてたとかで。」
早速、先程3人と分かれた場所に向かった。
高台では神父の他にクレイモランの人が集まっていた。