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月夜の歌姫

第7章 討伐デスコピオン


それとは逆にベロニカは訝しげにシルビアにどうして旅をしているのかと問うが自分のことはいいから明日に備えて寝ようと言い眠ってしまった。

「ねぇ、サラン…だっけ?」

ベロニカがサランに向かう。

「はい。」

「サランはシルビアのこと知ってるんでしょ?」

「そうは言っても…私もシルビアさんと出会った時、シルビアさんは既に旅芸人をしてまして…
私は彼に助けていただき付いてきてるだけなので」

「ふーん…。」

「サラン様はなぜ旅芸人を?」

セーニャの言葉にサランの口角が少しひきつった。

「んーと…私は」

明らかに話しにくいと言った表情を浮かべたためセーニャがあわてて無理して喋らなくていいと止めてくれた。

「とりあえず寝ようぜ。明日はサソリ退治何だからよ?」

カミュの言葉に全員が賛成して、眠りについた。
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