第70章 妖魔軍王とバニーガール
サランとマルティナが隔離され4人はブギーと対峙する。
「貴様!今すぐサランと姫様を解放しろ!」
グレイグが叫ぶと檻の中で戦う2人を楽しげに見ていたブギーが4人の方に向き合った。
「クックック…ボクちんのマルティナを仲間に引き込もうなんて無駄ムダ。
ボクちんのチカラでナイスバディな魔物にして、ボクちんの忠実なる下僕にしたからね〜ん。
あのサランとかいう小娘も直ぐにボクちんのかわゆい忠実な魔物にしてあげるもーん。」
「人間を魔物に?
じゃ、じゃあマルティナちゃん以外の魔物も?」
シルビアが辺りを見回すとブギーは自慢するかのように周りの魔物を紹介した。
「マルティナだけじゃなく
このカジノの従業員のまものはみんなもともと人間だったやつらさ。
カジノで大勝ちして調子に乗った人間たちを魔物に変えてこき使いまくるのがボクちんのたのしみなんだよーん。もちろん、マルティナに楯突いたサランも魔物に変えてあげるからね!」
ロウがチラリと檻を見る。
マルティナの攻撃になんとかサランは身を交し防戦する。
「マルティナもサランも大事な仲間じゃ
お主の悪行に付き合わせるわけには行かぬ。
さぁ、2人を返してもらうぞい。」
「取り返せるもんなら取り返してみな!
ボクちんの楽園を壊そうとするやつらは
まとめてズタボロ百叩きの刑だじょ。
全部ぜんぶ消えてなくなれー!」
ブギーは高らかに下品に笑った。