第69章 名物ディーラーマルティナ
「気安く触らないでくれる?
女の誘い方も知らないの?
あんたホントに何も分かってないわね。」
マルティナがスっと戦闘態勢に入った。
「あんた達きつーいお仕置が必要のようね
あんた達みたいにしつこいやつらはアタシの蹴りで黙らせてあげる。」
どこから取り出したのか薙刀を構える。
「そう…話が通じないなら仕方ないですね…
引きづってでも連れていきますから!」
サランも短剣を構えた。
(マルティナさん…お願い!元に戻って!
きっと何か…そのブギーってやつがマルティナさんを操ってるはず!)
サランの様子を見たブレインがシルビアにコソリと話す。
「ねぇ、サランいつもより何か怖くないですか?」
「今はそんなこと言ってる場合ではないぞ!
ワシらもサランに加勢せねば!」
話が聞こえたロウは1度叱咤したあと爪を取り出し構えた。