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月夜の歌姫

第59章 闇を愛するものと光を願うもの


ソルティアナ海岸から町への間でかき集められたジエーゴの教え子たちや兵士が束になって戦っているがその力の差は目に見えて分かる程だった。

「ジエーゴ様!サランさん!」

教え子の1人が2人に気づくと声を上げる。六軍王らしき魔物は1度戦っている相手から離れ距離を取った。

「フフフフ、我は闇を愛し光を憎むもの。
魔王様から力を受けし六軍王が1人、屍騎軍王ゾルデ
この世界にまだ光なるものがあると聞き参った。」

不気味に笑うゾルデに背筋がゾッとする。サランはゆっくりと扇を手に取り相手の出方を待った。
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