• テキストサイズ

月夜の歌姫

第46章 怪我した子


近くのキャンプ場に腰を下ろしてロウはその魔物を監察する。

「その魔物はスノーベビーじゃな。
ホワイトパンサーの子どもとは言われておるがまだ魔物の成長過程とかは分かっておらんのじゃ。
おぉしかしよく見ると可愛い顔をしておるの。」

サランは抱えてるスノーベビーの怪我している場所に薬草を当て、包帯を巻く。
手当をされている間、スノーベビーは大人しくサランに抱かれていた。

「これでよし。しばらくしたら包帯を外せばいいんですよね?」

ロウはうむと頷く。

「こやつが大人しく安静にしておけばその程度の傷すぐに治るわい。」

「よかったね。」

サランがスノーベビーの頭を優しく撫でた。
/ 618ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp