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月夜の歌姫

第33章 幽谷の怪鳥


しかし、ヘルコンドルは素早い動きでカミュの攻撃をかわす。
と同時にサランへ突っ込んで行った。

「サランちゃん!」

サランは攻撃される瞬間に切ってしまおうと構えた。

ヘルコンドルの嘴がサランの腕を掠める。
と同時にルナリアの短剣がヘルコンドルの喉を捉えた。

ヘルコンドルは断末魔を叫び力尽きた。

「残るはれんごくちょうのみだ!」

れんごくちょうは2匹の仲間をやられ怒った。
全員にベギラマを唱える。
辺りが炎に包まれブレインたちは軽い火傷をした。

「んもぉ!こうなったら!ブレインちゃん!」

シルビアは悔しそうに地団駄を踏むとブレインのもとへ行き火炎吹きをする。
ブレインは何かを察したように素早く剣に炎を纏わせれんごくちょうを切りにかかった。
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