第32章 噂のメダル女学院
すぐに船室からみんなが出てくる。
「じゃあブレインちゃん!お願いするわ!」
ブレインがハープを奏でるとまた不思議な泡のような光が船を包み海へと沈む。
また海上に上がるとすぐに船着き場へと着いていた。
「本当にこんな辺鄙なところに学院なんてあるのかしら?」
辺りを見回しても道らしき道はあるがそもそもなぜこんな所に道が?という疑問がベロニカの中に生まれる。
「とにかく、女王が言ってたのはこっちだったからな。
進んでみようぜ。
メダチャット地方にあるって情報はもともと得ているし。」
カミュの言葉にブレインが頷き全員で道を進む。
少し進むとモンスターが至る所にいて、サランも本当に女学院なんてあるのか不思議に思い始めてくる。