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【R18】コナン短編集【赤井秀一・降谷零】

第2章 Trick or Treat !?


『って…申し訳ありません!ついっ!』

しかし、川崎さんはその様が僕の怒りを買ったと勘違いしたようで、すぐに謝罪する。
その様子に僕が抑えていた悪戯心が、再度、湧き上がって来た。

降:「ねぇ…君はさ、自分の魅力を十分にわかっているんじゃない?」

僕はわざとらしく意地悪な声で、川崎さんに囁きかける。

『な…何をですか?!』

驚いて、先ほどまで自然と詰めていた間合いを一気に開ける川崎さん。
今度は僕が、川崎さんを追い詰める番だ。
攻守が一瞬にして変わったことに川崎さんは、気づいたようだ。
僕はさらに追い討ちをかける。

降:「惚けても、無駄だよ。だってさ、君は自分がスタイル抜群って事をわかっていて、これを着たんでしょ?」

『そ…そういうわけでは…降谷さんが…くれたから…』

降:「え?聞こえないよ…ほら、ちゃんと教えて?」

消え入りそうな声で話す川崎さん。
僕はそんな彼女を助手席の窓際へ追い詰めながら、先を促す。
そして、次の瞬間。
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