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【R18】コナン短編集【赤井秀一・降谷零】

第1章 Du sollst an mich denken


降:「まずは、風見に接触しよう」

公に捜査する立場ではない、降谷さんと私は現場を見渡せる場所で風見さんと落ち合った
眼下に広がる現場は既に爆弾処理班も出動し、物々しい状況だ。

風:「降谷さん!」

木陰にいた風見さんが、私たちの姿を見つけて声をかけてくる。

降:「状況を教えてくれ」

風見さんが簡潔に状況を報告するのを聞きながら、私は先ほどのシミュレーションに修正を加えていく。

降:「わかった。川崎さん、どう思う?」

ドーンッ!!

私が口を開きかけた瞬間、現場から爆発音が響いた。
その場に居た全員が、音がした方向に顔を向ける。
現場の拠点から少し離れた空き地で、メラメラと炎が燃え上がっているのが見えた。
拠点に目を向けると、突然の爆発で現場の捜査官たちは、大慌てになっている。
私は、その様を見てすぐさま、現場へ走り出していた。

降:「川崎さん‼︎」

後ろで降谷さんが叫ぶ声が聞こえたが、私はそれを無視して現場に一直線に向かっていった。
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