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「無人惑星サヴァイヴ」いつか見つかる!!

第1章 アダムがコロニーに!?



 「ベルも明るくなったよね。おーい、ベルー」
 シンゴはベルたちのところに行き、会話に混ざっていました。



 「さてと、次の授業の準備でもしようか」
 ルナがつぶやいたあと、



 「地理だったな」
 と、隣で返事をしたカオルです。



 「ええ、そうだ、私、地図を持って来る係だった。行かなくちゃ」
 ルナは教室を出ました。地図を取りに準備室に向かう途中、廊下でメノリに会います。



 「準備室に行くのか」
 ルナが地図を持って来る係と知っていたメノリは、地図を運ぶのを手伝っていました。



 「メノリ、ありがとう」
 お礼を言ったルナにメノリは微笑し、



 「しかし、結構重たいな」
 と、準備室から持ってきた地図を運びながら言いました。



 「そうね、十班に分かれて授業するから、十班分の地図持つのってしんどいな」



 「ルナ、これまでも一人で地図を運ぼうと教室と準備室を二往復してたのか?」



 「う、うーん、そうなるかなー」



 「……サヴァイヴにいたときもそうだったが、お前は一人でやろうとするところがある。あたしでも誰でもいいから周りに相談しろ」



 「うん、ごめん、メノリ」



 「謝るほどでは……」
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