• テキストサイズ

「無人惑星サヴァイヴ」いつか見つかる!!

第1章 アダムがコロニーに!?



 ルナは帰ったあと、チャコと過ごし、あっという間に床に就く時間となります。



 その晩、ルナはなかなか寝付けないでいました。隣で寝ていたチャコを起こさないよう、外に出ます。



 ルナが夜風に当たっていると、空に大きな光が見えました。大きな光はコロニーの山の方へ落ちて行ったのです。



 「何や、今の光は」
 チャコが眠そうな目でやって来ました。



 「ごめん、チャコ、起こしちゃった?」



 「いや、それより、今の光の落ちた先を計算すると、向こうの北東の林に落ちたようや」



 「北東の林ね」
 ルナはチャコと走り出します。途中、誰かと行き会い、お互い驚いた声をあげました。ルナが懐中電灯を当てると、カオルでした。



 カオルもルナとチャコに懐中電灯を当てたあと、先に走りました。ルナとチャコも追いかけます。



 「カオルも見たの? 大きな光」



 「ああ、窓の外からたまたま見えた。あっちだ」



 「うん」
 ルナたちは曲がり角を左に行き、あとは真っ直ぐ、北東の林の中に入って行きました。奥へ少女たちが走って行くと、大きな緑の宇宙船が見えたのです。
/ 5ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp