• テキストサイズ

理想のペアとカエル族とカエルに変身する少年

第1章 理想のペアとカエル族とカエルに変身する少年



 「このゲームを最後までやったら教えるの考えてやる」


 「言ったな、マカエル。教えてもらおうじゃねえかー」


 「おー、元気出たなー、少年。悪い、リーゼントのしょうねーん、サーブ打っていいぞー」


 「では、遠慮なく!」
 アオイとマカエルが話し終えるのを待っていた木手がサーブを打ちます。


 その後、ラリーが続いていましたが、

 「妙技、鉄柱当て!」


 「海賊の角笛(バイキングホーン)!」


 「ワンダーキャッスル!」


 「大飯匙倩(オオハブ)!」

 と、理想のペアの得意技が決まり、ゲームアンドマッチ6-3で決着がついたのでした。


 「「ありがとうございました」」
 先に元の人間姿に戻った丸井と木手は、次に人間の姿に戻ったアオイとマカエルと握手しました。


 「負けたよ」


 「オレの魔法に勝つなんて大した少年たちだ」


 「さあ、マカエル、教えてもらうぞ。オレに魔法を掛けた意味というのを」
 両手を腰にやるアオイです。


 「それはな…」
 マカエルは目を閉じて口にします。


 「何だ?」
 アオイは期待に満ちた目でいました。しかし、


 「まだ教えないよーだ」
 と、マカエルは魔法で馬のヒデノリを出し、逃げ去ってしまいます。
/ 29ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp