• テキストサイズ

「マヨイガ×KZ」マイマイ、探偵チームKZに入る!?

第1章 マイマイ、探偵チームKZに入る!?



 「はい、若武のお父さんが弁護士だから、法律のこと、それなりに詳しいみたいです」
 若武の代わりに黒木が答えると、若武が、



 「そこ、“それなり”は余計だ。“それなり”は」
 と、びしっと言っていました。



 「彩ちゃんたち探偵チームKZ、今時の小学生はすごいのね」



 「マイマイさんこそ、人生やり直しので来るなんてとてもすごいと思ってます」



 「今のところ、オレ、人生やり直ししてみようかなって思ったことないかな。アーヤはありそうだな?」
 若武が彩をからかうと、彩は膨れっ面になります。



 「ありません」



 「そうだ、このまま第8回人生やり直しツアー終了はスッキリしなかったところだったし、ここで彩ちゃんたちにお願いしてもいいかな?」



 「スッキリしなかったところだったと言う発言が引っ掛かりますがどうぞ」
 と、言った小学生は上杉です。マイマイは苦笑したあと、両手を合わせます。



 「今日だけ探偵チームKZの仲間にあたしも入れてください」



 「もちろん! KZに女子、私しかいませんのでマイマイさん、歓迎です!」
 彩は嬉しそうです。



 「アーヤ、マイマイさんが女子じゃなかったらどうしたの……」
 と、言っていた黒木も彩のことを『アーヤ』と呼んでいました。
/ 31ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp