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「マヨイガ×KZ」マイマイ、探偵チームKZに入る!?

第1章 マイマイ、探偵チームKZに入る!?



 「はああー?」
 走り去った高校生4人の背中を細目でマイマイは見送っていました。その後、ため息をつきます。



 「あの、お姉さん、大丈夫ですか?」
 マイマイにピンクの服を着た小学生の可愛い女の子が話し掛けてくれました。



 「うん、大丈夫」
 驚いた表情をしたあと、マイマイはにこっと頷きます。



 「あんた、危なかったぜ。今の高校生、ニセモノの探偵チームKZを名乗る“ニセKZ”だ」
 赤い服を着た目立ちたがり屋の感じの男の子が軽く言うと、



 「若武、年上にはちゃんと敬語を使わないと。すみません、こいつ、言葉遣いが成ってなくて」
 黒い服を着た大人の雰囲気を持つ男の子が若武と呼ばれた赤い服の男の子の隣に来て言いました。



 「それは気にしてないけど、あたし、あの高校生4人に騙されたってことー!?」



 「はい、そうなりますね」
 メガネをかけた水色の服を着たクールな男の子が、マイマイにあっさりそう言います。



 「上杉、まだお姉さんは被害に遭ってるわけじゃないから」
 黄色い服を着た優しそうな男の子が苦笑していました。



 「でも、あの4人のことあのまま信用してKZに入ってたら、あたし、まずかったってことだよね……」
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