第3章 丸井VSシオン、木手VS櫂、イメージ先はバラバラ!?
「チームQ4のイベント会場、先に行くことにする。ここにずっといると岩倉に悪いからね。丸井くん、今度会ったときは負けない。ここにいるヴァンガードファイターのみなさんとも、いつかは手合わせが出来たらと思ってます。では、お先に失礼します」
「じゃあな」
丸井はリムジンに乗ったシオンを笑顔で見送ったものの少し寂しそうな表情になります。
「また会えるんじゃないですか。一生会えなくなるわけではないのですから」
木手が声を掛けると、丸井は照れ、
「テニスに誘えなかったのが心残りかな」
「……丸井くん、今は困ってるQ4(キューフォー)が放っておけませんよ」
「ああ、大丈夫そうか聞いてみるか」
「うん、行こう、ブン太くん、木手くん。カムイくん、ミサキさんたちのところに行こう」
「はい、アイチお兄さん」
ファイトを終えた丸井たちは、新田店長とミサキたちのところに行ってみることにしたのでした。