第3章 丸井VSシオン、木手VS櫂、イメージ先はバラバラ!?
「ライドザヴァンガード! ドラゴニック・オーバーロード!」
「!」
木手はこのとき、イメージでコート上の炎の中、ラケットをかまえます。
「鎧の化身 バーをコール。バーのブースト、ドラゴニック・オーバーロードでリアガードのワンダー・ボーイにアタック」
「ガードしません」
「チェック、ドロートリガー。オーバーロードにパワープラス、1枚ドロー。さらに、カウンターブラスト。オーバーロードのアタックがヒットしたとき、スタンドをさせることが出来る」
「……まさか」
「君がイメージしている通りだ。オーバーロードの攻撃はもう一度続き、ドライブトリガーももう一度引くことが出来る」
「これだ。これが嫌なんだー」
カムイは両手で髪をくしゃくしゃにさせていました。
「焼き尽くせ、黙示録の炎!」
櫂はサイクロン・ジョニーのカードを指します。オーバーロードの攻撃先がそのカードです。
「……ガード出来るカードがもうこれしかありません。完全ガード出来ないのが痛いですね」
「チェック。クリティカルトリガー」
「!?」
「君がガードで出したカードのシールドの数値よりオーバーロードの攻撃力の方が上回った。よって、オーバーロードのアタックはヒットする」