第2章 丸井VSアイチ、木手VSカムイ! イメージ先はテニスコート!
「改めて僕は、チームトライスリーに所属している綺場シオンです。よろしくお願いします、丸井くん」
「では、オレの次の相手は……」
丸井がシオンとファイトテーブルに行ったあと、木手はキョロキョロすると、
「オレだ」
と、櫂トシキが少年の目の前に来ました。
「櫂くん」
アイチは憧れの眼差しを向けます。
「………」
先ほどの木手とのファイト後、やっと落ち着いたか、カムイの方も真剣な目で櫂をじっと見ました。
少しの間、木手と櫂の沈黙は続き、そのままファイトテーブルにつきます。
丸井とシオン、木手と櫂はデッキをよく切り、ヴァンガードを1枚セットしました。こうして、次のヴァンガードファイトが始まろうとしていたのでした。