第2章 丸井VSアイチ、木手VSカムイ! イメージ先はテニスコート!
「わかっていると思うが今、オレ様が有利だぜ」
「ええ、3ー4(スリーゲームストゥフォー)ってところですか」
木手とカムイの2ターン目が終わり、丸井とアイチが3ターン目に入ります。丸井は1枚山札からカードを引き、グレード2のカードの上にグレード3のカードを重ねようとしていました。
「オレのターン、リング・メイガスにライド。ヴァンガードの後ろにリング・メイガスをコール。さらに、ジェミニを退却させバトルシスター たると、太陽の巫女 ウズメ、フリップ・クルーニー、なよ竹の姫君 カグヤをコールだろい」
「………」
丸井のヴァンガードサークルが6枚全て埋まったため、アイチは緊張の面持ちでかまえます。
「なよ竹の姫君 カグヤの支援でフリップ・クルーニーでヴァンガードにアタック」
「ノーガードです」
アイチはダメージゾーンに4枚目のカードを置きました。トリガーはありません。イメージ先のテニスコートでは丸井が特技の妙技綱渡りが決まったことになります。
「太陽の巫女 ウズメの支援、たるとでヴァンガードにアタック」
「新星の騎士 リューでガードします」
アイチが手札から1枚ヴァンガードの前にカードを出したため、丸井のアタックはヒットしませんでした。テニスの試合中にスマッシュしたとき、ネットに引っ掛かってしまったイメージです。
「メイデン・オブ・ライブラの支援、リング・メイガスでヴァンガードにアタック。ドライブチェック、トリガーなし。ターン終了かな」