第2章 丸井VSアイチ、木手VSカムイ! イメージ先はテニスコート!
「ううん、ブン太くん、グレード3がヴァンガードにいるときのドライブチェックは2枚引けるんだ。ツインドライブって言うんだ。だから、山札からもう1枚引けるよ」
「へえー、よし、もう1枚。クリティカルトリガーだ」
「ブン太くん、教えておいてごめん、完全ガードします」
「ええー!?」
アイチが手札からグレード1のカードとグレード0のカードをヴァンガードの前に2枚出し、丸井のアタックを完全に防いでしまいます。よって、アイチのダメージゾーンにあるカードは4枚で止まりました。しかし、少年の持つ手札は残りあと1枚しかありません。
「僕のターン、やっぱり君がきてくれた」
「お?」
アイチが山札から1枚カードを引いたあとのひと言で丸井は不思議そうな表情します。
「行くよ! 騎士王アルフレッドにライド! カウンターブラスト!」
「カウンターブラストって?」
「カウンターブラストって言うのは、ダメージゾーンにある表向きになってるカードを裏向きにしてコストを払うことだよ」
「すげ、そんなことも出来るのかヴァンガードって」
「うん、グレード3の騎士王アルフレッドにライドしてるときだけどね。カウンターブラストでコスト1枚払ったあと、山札からブラスター・ブレードをスペリオルコール!」