第2章 丸井VSアイチ、木手VSカムイ! イメージ先はテニスコート!
4人がヴァンガードファイトを始めようとしたときのことでした。サングラスをかけたチャラ男がやってきて、ミサキにナンパしてきたのです。
「ねえ、そこのカノジョ、これからご飯行かない?」
「お断り」
ミサキが即冷たく断り、新田店長がミサキを守ろうと両手を広げ前に出てチャラ男を睨むと、彼は今度はアイチのところに行きます。
「ねえ、キミ、これから映画でも行かない?」
「え、えっと……」
チャラ男が次にアイチをナンパすると、櫂が彼を睨みつけていました。
「キミでもいいよ。これから、オレとドライブ行かない?」
「へ、オレ?」
次にチャラ男が丸井をナンパするとき、今度は木手がじっと睨みます。そして、ゴーヤーを突きつけました。
「あなた、ここから立ち去らなければ、ゴーヤー食わせますよぉ」
「逃げるぞ、アイチ」
「か、櫂くん……」
腕を強く引っ張る櫂にアイチは戸惑っています。
「ちょっ、オレ様はー?」
と、ツッコミながらカムイもアイチと櫂と一緒に逃げようとしていました。
「ゴーヤーかぁ。オレ、ゴーヤー好きなんで」
「なっ……」
ゴーヤーをさっと受け取るチャラ男の思いがけないことに驚く木手です。