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【ヒロアカ】泡沫少女の歌声はどこまでも

第5章 戦闘訓練!!


−爆豪side−


「エロいな」
「黙れ」
「うわぁっ何すんだよ爆豪!」

(あいつ、なんて格好してんだ)

俺は反射的に紫頭のやつに向けて爆破をした。
あくあをそーゆー目で見てたそいつが
気に入らなかったのもあるけど、
俺が思った事を、いやその場にいるほぼ全員が思ったであろうことを口に出しやがったからだ。


「おいモブ女。てめぇなんて格好してんだよ」


そう言いながら
デクと話すあくあの間に割って入っていく

「わ、かっちゃん…?!」

『えっ?私のコスチューム、そんなに酷い…?!』

あくあは自分のコスチュームを見ながら
困ったような顔をする

違う、俺が言いたいのはそういうことじゃない。

「は?んな事は一言も言ってねぇだろうが‼︎何でそんなプールにでも飛び込んだみてぇにずぶ濡れなんだって言ってんだよ」

『だからそれは個性の出力ちょっとミスっちゃったの!!久しぶりだったんだからしょうがないでしょ?』



こいつ…全く自覚してないな。

よくよく考えるとあくあが着てるコスチュームはヒーローっぽくはないのだが…(まぁ、まだ個性を知らないからなんとも言えねぇか)

胸元が大きく開いている肩出しのトップスに
ミニスカートに黒タイツ。
所々に真珠やリボンの装飾が散りばめられている。

特にそこまで露出が激しい訳でもないが
頭の上から全身ずぶ濡れなせいで
髪からは水が滴っていて、
洋服は濡れて体に密着しているせいで
体のラインがはっきり見える。

露出といえば八百万の方が
よっぽど際どい格好をしているが、
それとはまた違った色気。




目のやり場に困るんだよクソが
んでそんな格好で
クラスの視線集めてんじゃねぇ


『でも、この服防水だからすぐ乾くし平気だよ!』

「そういう問題じゃねぇわ!!」

『ええなんでっ?!』


(((今のは爆豪の意見に同意)))

そんな2人の会話を見ていたクラスメイト達は
心の中でそう思ったのであった



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