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【ヒロアカ】泡沫少女の歌声はどこまでも

第5章 戦闘訓練!!


−あくあside−


「そういう問題じゃねぇわ!」
『ええなんでっ?!』



そんな会話は1人の男の子の
発言で終わりを告げた。

「先生!ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか!?」

あれは…飯田くんだろうか。
ロボットのような見た目のコスチュームだ


(それにしても、みんな様になってるなぁ。いかにもヒーローって感じ!)


数分前に少し個性を試してみたら
見事に出力調整をミスした

まさか頭の上から勢いよく
水を浴びることになるとは。

(とりあえず試しておいてよかった…、戦闘訓練中にあんなミスしたら洪水だよ…)

私のコスチュームは一応
防水仕様になっているので
服の中は全く濡れていないし、
速乾性もあるので話しているうちに
もうほとんど乾いてきた。



「いいや!もう2歩先に踏み込む!屋内での対人戦闘訓練さ!ヴィラン退治は主に屋外で見られるが統計で言えば屋内の方が凶悪ヴィラン出現率は高いんだ。監禁軟禁裏商売…このヒーロー飽和社会、真に賢しい敵は屋内(ヤミ)にひそむ!君らにはこれから「ヴィラン組」と「ヒーロー組」に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう!!」



オールマイトが一通り説明し終えると
みんな驚いたような顔をしていた。


「基礎訓練もなしに?」


そうだ、みんなまだ入学したてで
基礎も何もわからないはず

なのにいきなりの対人戦闘訓練


「勝敗のシステムはどうなります?」
「ブッ飛ばしてもいいんスか」
「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか…?」
「分かれるとはどのような別れ方をすればよろしいですか」
「このマントヤバくない?」

「んんん〜〜聖徳太子ィィ!!!」


みんな疑問が多かったからか
オールマイトに一斉に質問を投げかけた
流石にNo1でも無理がある。

しかもマントの話してるやつに限っては
それ今言う?!と思った。

(でも、流石ヒーロー科…みんな一人一人主張がしっかりしてる… )

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