第27章 私の、気持ち…?
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翌日。
私は見知らぬ天井の下で目を覚ました
真っ白な天井
横に視線をやれば、
自分を囲むように大きなカーテン
ここは…?
目を擦りながらゆっくりと起き上がる
湿布のような独特な匂いに
白いカーテンに白いベット
多分ここは病院だろう
…そうだ、昨日あの後
そのまま寝ちゃったんだ
昨日も久々に個性を乱用したから
疲れが出たんだと思う
「___保須警察署所長の面構犬嗣さんだ」
警察署…?
ベットを囲むように閉められた
カーテンを開けようとした時
向こう側から会話が聞こえてきて
思わず手を引っ込めた
「資格未取得者が保護管理者の指示なく個性で危害を加えたこと、たとえ相手がヒーロー殺しであろうともこれは立派な規則違反だワン」
?!
立派な、規則違反…
私は一応仮免を取得しているから
平気なはずだけど
他の3人はまだ資格をとっていないはずだ
「待ってくださいよ、規則守って見殺しにするべきだったって言うんですか?人を助けるのがヒーローの仕事だろっ!」
「ちょ、轟くん!」
焦凍くんと出久くんの声も聞こえてくる
「まァ、話は最後まで聞け」
もう1人男の人の声も聞こえてきて
その場に沈黙が流れる
「以上が、警察としての意見。で、処分云々はあくまで公表すればの話だワン。」