第24章 雄英体育祭の始まり
全力で応援!!
とは言ったものの、
生徒はみんな協議に出ているため
生徒専用客席には誰もいない
『さすがにこの場に1人じゃつまんないなぁ』
広い客席の中に1人。
応援するにも1人じゃさすがにつまらない
…よし、あそこへ行こう。
『って事で、来ちゃった!』
「あくあ!?」
私が来たのは
消くんとプレゼントマイクのいる放送室
そして私は消くんの隣にある椅子に座る。
『客席にいても誰もいないし、競技が終わるまでここにいても良い?』
「…まぁ…見学って言ったのは俺だし、ここにいる事は別に構わん」
『ありがとっ』
それから障害物競争、騎馬戦共に
着々と競技は進み、
午後の部の前のお昼休憩の時間となった
『………すごかった』
みんな一位を目指して
全力で
障害物競走では出久くんが一位だったし
騎馬戦でも焦凍くんと出久くんの
騎馬の対戦は凄かった。
騎馬戦の時の寧人と勝己くんの
争いもすごかったし、
とにかく、ヒーロー科ってすごい
って改めて思わせられた。
「ほら、お前も昼休憩行ってこい」
『あ、うん!』