• テキストサイズ

【ヒロアカ】泡沫少女の歌声はどこまでも

第22章 私の知らない幼馴染



–あくあside–




「では…海波vs爆豪、戦闘訓練、START‼︎」




私と勝己くんがコートに立ったのを確認すると
オールマイトの合図で戦闘訓練が開始した



ルールは簡単、
相手を行動不能にするか、降参させるか、
場外(コートの外)に出す、
そうすれば勝利だ。



(勝己くんは私の個性に対抗するとしたらまず…)



『正面攻撃で感覚をつかむ…』



個性を発動させるため両足を踏ん張って
両手を上に掲げる





「相手が誰だろうと、容赦しねぇ!」



勝己くんの爆破を直にくらえば
一回でも大きなダメージになる

だからまず私がすべきことは


『…攻撃を、くらわないこと!!』


私は両手で水のバリアを作り出し
自分の目の前に大きな水の壁が出来上がった

爆破は火と同じように水とは相性が悪い



だから、水に触れれば爆破も消える




「うおっすげぇ、あくあちゃん、爆豪の攻撃止めちまったぞ」

「そうか…あくあちゃんの個性は水だから、かっちゃんの個性とは相性が良いんだ」



爆破が消えたのを確認すると
私は水のバリアを消し去った。


「あくあ…俺の攻撃を止めるたぁ良い度胸してんじゃねーか」


そこから勝己くんの爆破、私の水流
お互い攻撃しては避けてを繰り返して
もはや持久戦となっていた。
/ 241ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp