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【ヒロアカ】泡沫少女の歌声はどこまでも

第16章 予期せぬ再会


ー爆豪sideー



「あくあ、どうした…?!」



俺が黙ったままでいると突然
あくあの体勢が崩れて周りでは
クラスメイトが見ているにも関わらず
正面から俺の右肩に頭を預けて
寄っかかるような形になった




(は?いや、え???)




一瞬困惑したけどもしあくあの意思で
この体勢になっているとしたら、

さっき自分を助けてくれた轟にすると思う



つまり今は…




「お前、ホントに大丈夫か?!」





俺に体重を預けていたあくあが
そのまま倒れそうな勢いだったので
急いで両手で肩を支える。


あくあの顔を見ると、
辛そうというよりは…



どちらかと言うと眠そうな表情をしていた







『ごめん、眠気が一気に………』




眠気って…急すぎだろ





さっきまで
今にも泣きそうな顔してたくせに





あんな表情して、
無理すんじゃねぇよ






すると突然
あくあの体重が俺の体から離れた






いや、
離されたと言った方が正確だろう








目の前にはあくあを両手で
かかえた金髪の1人の男が立っていた






「あくあ、眠気が酷いんだろ。寝てていいから」












『え………寧人…?』




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