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戦国怪奇譚〜弐〜
第2章 目覚め
『──っ?』
瞳をそっと開けると
飛び込んできたのは
痛いくらい眩しい朝日だった
身体を起こそうとすると
肩に激痛が走る
『い゛っ!た……』
肩には包帯が巻かれており
意識がはっきりとしていくと
薬草の香りがした
『ここ…安土城?』
起き上がれずに
呟くと襖が開いた
「ッ!?」
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