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結末は【七海】

第6章 レストラン





話の流れで、湖畔を歩いていた時、カップルが複数いた話題になり、七海が言った。

「暗闇に言って抱いたりキスしたりすると思いましたか? そんな野暮なことはしませんよ。
明月さん、私のことをどう思いますか?」

「先輩として、尊敬してます! 憧れです! 私ももっと鍛錬して七海さんのように石壁を砕けるくらいになりた…」
「あ、いえ。質問を間違えました。男としてどう思いますか?」
「は? ええと、男性として、ですか?」
「ええ」
「その…。正義感があって、冷静だけど優しくて、大好……」

そのときだ。チカチカと停電し、レストランが真っ暗になる。広い店内は大混乱、どよめく声と悲鳴が聞こえ始める。



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