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結末は【七海】

第4章 きっかけ


◇◇◇





七海建人が呪霊により負傷した──

そう伝えられた明月はスマートフォンの受話器のボタンをタップし電話を切った。
スマホをスカートのポケットにしまい、踵を返して歩き出した。


一級呪術士の七海が怪我をした──となれば相手は相当なやり手のはずで、七海は深傷を負っているかもしれない。





明月は次第に足取りが早くなるのを感じていた。



夕方。日は沈みかけ、空は夕焼け色に染まっている。もうすぐあたりは闇に包まれるのだ。







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