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結末は【七海】
第3章 映画
◇◇◇
その日、明月は書類を提出するために、任務と任務の間に呪術高専に寄った。
廊下ですれ違いざまに七海から声をかけられた。
何の話だろう?と思ったら
「どうぞ」とチケットを一枚渡される。
明月は不思議そうに七海の顔を見あげた。
「映画のチケットですか?」
「ええ。よろしければ行きませんか?」
「え、私と七海さんの二人で……?」
「まあ、そういうことになりますね」
七海がためらいもなく言ったその言葉に、明月は心から驚いた。
「え!?」
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