第5章 待ち遠しく。 〔山姥切国広/R18〕
主の名前を呼ぶと主はうっすらと笑みを浮かべる。
「嬉しい…まんばくん、名前、呼んで…」
俺は「わかった…璃杏…」と呼び、少しずつ少しずつ愛撫をしつつ奥へ進んだ。
どれだけ時間を掛けたのだろう、ようやく俺のものが全て中へ挿入し、「…璃杏、全部入ったぞ…」と俺は声を掛ける。
「うれし…」と主は俺に涙目で微笑んだ。
俺はその微笑みに「可愛い…」と思わず口付けてしまう。
少し落ち着かせてゆっくりと腰を動かし出すと、最初は苦しそうな声を漏らしていた主が、中のぬるつきと共に気持ち良さげなあえぎ声をこぼすようになってきた。
「…きもち、いっ…まん、ばく…ん…いぃ…っ…」
「…俺も気持ち、いい…っ…」
互いに気持ちの良さを伝え口付けつつ、腰の前後の動きを大きくしていく。
奥へ奥へと己を進ませると、主の中のひだがうねりながら俺を締め付けるように包み込み、それが何とも気持ち良くて前後の動きの速度をあげていった。
「あ…また…イキ、そ…」
主が声をあげ俺にしがみついてくる。
「あぁ…イッていいぞ…」
俺はからだを揺すりながら言い、主は「ん…あ…イクぅ…」とのけぞり同時に中が一気に収縮し俺を締め付けた。
その締め付けが何とも快感で、俺も我慢出来ずに中で欲を放ってしまった。