第1章 ぼくを困らせる可愛い主 〔にっかり青江/R18〕
「この動きはどうだい?」と聞いてみると、気持ち良いとばかりに頷く姿が目に入る。
「青江さん…激しくして…」
ゆっくりした動きが好きなのかと思っていたらねだられる。
「…強く動いて良いのかい?」
汗ばんで頬に張りついた髪の毛を払ってやりながら問うと、璃杏は頷く。
「うん…青江さんを…もっと感じたいの…」
そんな事を言われたらぼくのほうがたまらない。
「…っあ…中で…おっきく…」
途端びくりと璃杏が震える。
「悪い子だね。そんな事を言われたら、ぼくは興奮してしまうよ」
ぼくは彼女の頬に手を滑らせ、からだを前に折り曲げるとその頬に軽く口付ける。
ぼくに全てを委ねてくれる、ぼくの主は何て可愛いんだろう。
益々璃杏を征服したくなるよ。
ぼくは璃杏の両足を抱え直し、息を一度大きく吐いて動き出した。
水音が激しく聞こえ、璃杏の厭らしく喘ぐ声が甲高くあがる。
そしてぼくの目の前で璃杏の乳房が揺れるのも目で犯しているようで、ぼくは興奮して腰を揺すりながら舌なめずりしてしまった。
「…良い眺めだ…」
つい口に出してしまい璃杏がうっすらとこちらを見る。
「…いや、きみの胸がいやらしく揺れていてね、扇情的なんだよ」