第1章 ぼくを困らせる可愛い主 〔にっかり青江/R18〕
髪の毛と同じ色の茂みをそっとかきわけ、敏感な部分をぐにぐにと親指で潰すように直接触れる。
「…あぁ…そこぉ…」
「どうして欲しい?こんなに濡らしていけない子だね」
「…もっと…触って…」
物足りないと言わんばかりにねだる璃杏に、ぼくは二本の指を中へ挿れ掻きまわした。
気持ち良いとばかりに声を漏らす璃杏の様子を見ながら、特によがる部分を集中して攻めていると、からだを突っ張らせた璃杏が震えながらぼくの指を締め付けてきた。
「…あぁ、イッたんだね…ぼくの指でイクなんて可愛いな」
ぼくの下ではぁはぁと荒い息を吐いて脱力する姿に、ぼくはすっかり欲情してしまいぼくは璃杏の濡れた下着を両足から抜くと、次に自分の着ていたものを脱いだ。
「…挿れていいかい?」
「うん…きて…」
また、馬乗りになって璃杏を見下ろすと、彼女は両手を伸ばしてぼくを求めてきた。
ぼくは彼女の両足を左右に広げると、先程指で気持ち良くした部分が濡れたままぼくを誘うようにヒクヒクとしていて、ぼくは自分ものを片手で持つと一気にそれを押し込めた。
璃杏から声にならない歓喜の声があがる。
奥まで到達したぼくのものが、璃杏の中でゆっくりと前後に揺さぶる。
ぼくのものの雁首が気持ち良い部分に当たるらしく、動く都度璃杏からもっと、と貪欲に求められるので、ぼくは腰をゆたりゆたりと動かした。
「この動きはどうだい?」と聞いてみると、気持ち良いとばかりに頷く姿が目に入る。