第1章 ぼくを困らせる可愛い主 〔にっかり青江/R18〕
そしてもう一度口付けて衣服の裾から中へ手を入れ、直接腹に触れながら手を上へ滑らせ胸と包む下着をずらし丸い乳房を揉み出す。
「…ん、はぁ…」
口付けを止め唇を離すと、途端璃杏から甘い声が漏れだす。
蕩けた表情といい、ぼくの感情を昂らせるのに十分だ。
ぼくは一度彼女から手を離すと上衣を脱ぎ、璃杏の上衣をたくしあげ肌が見えるようにし、下衣も両手を掛け下着を残して足首まで一気に脱がした。
「良いねぇ、璃杏が恥じらいつつぼくを誘惑する姿…」
ぼくがしげしげ全身を眺めながら言うと、璃杏はからだをねじって隠そうとした。
「…恥ずかしい…」
「だめだよ」
ぼくは璃杏の上に馬乗りになり、顔を胸に近付けて胸の先の桃色を舐めた。
「あぁぁんっ」
色っぽい声をあげる璃杏にぼくの背中が興奮でぞくぞくと粟立つ。
片方の胸を口で攻め、もう片方は揉む。
そして残った片手で下腹部の下着の上から指で敏感なところを攻めた。
「…あっ、あっ…」
何て色気のある良い声で啼くのだろう、ぼくの下腹部が耐えらないとばかりに硬く主張していくのがわかった。
指で撫でるうちに下着が濡れてきたので、ぼくは下着をずらして隠されていた部分を露わにした。