第3章 PRAY 3
妙「近づくんじゃねーーーーえよ‼︎
このくそゴリラぁぁぁあああ‼︎」
『…え、』
お妙さんは拳一発でゴリラを吹っ飛ばした。
え、お妙さんってこーゆーキャラだったの?
さっきまでのおしとやかで優しいお妙さんはどこに行ったの?
松「お前さんがぁ〜新入りかぁ〜」
『あ、はい』
近藤が吹き飛ばされた方を見ていたら
目の前に松平のおじさんがいた。
松「ほーう、なかなかの上玉じゃねぇかぁ〜」
『……ありがとうございます』
松「ちょっとこの子気に入ったから
おじさんの隣にぃ〜座ってもらお〜かなぁ〜」
そう言って私の肩に手を回して松平の
おじさんはU字型のソファーに腰掛けた。
私と松平のおじさんは真ん中、
そして左には近藤と沖田、右には土方が座った。
……私と土方は隣り合わせる感じになった。
でもみんな私がだと気づいてる様子はなかった。
だから少し安心した。