第3章 PRAY 3
**********(土方視点)
山「副長ー‼︎」
土「あぁ?なんだうるせーな」
今日はOFFだって言うのに朝から
監視の山崎が俺の部屋に来た。
山「副長は攘夷戦争時、最年少にして戦争に参加した悪名高き攘夷志士“鬼姫”って知ってますか
?」
土「あ、あぁ…
なーんかそんな話あったな」
山「その“鬼姫”とやらが最近江戸に来てるらしいんですよ」
土「…へぇー」
山「へぇー、ってそれだけですか⁉︎」
土「攘夷志士つったって、もう攘夷派じゃねーんだろ? 万事屋だって元攘夷だし今は関係ねーんだろーが」
俺は山崎を手でしっしっと追い払った。
そんなこたぁ、過去のことでもう
どーでもいい。
それより俺は今日OFFなんだよ。
そんな話持ってくんな。