第3章 PRAY 3
妙「もし良かったら私の働いてるところで働いてみないかしら?」
『…え?』
妙「初対面の人にいきなりで悪いんだけど最近私のお店で辞めてく子が多くてね…」
『な、なんのお店なんですか?』
妙「スナックすまいるよ」
お妙さんはにっこりと笑った。
スナックすまいる…
スナック…スナック?
妙「結構時給もいいのよ〜」
どう?と言ってお妙さんは私を見た。
いや…
でも私みたいな無愛想な人がスナックなんて…
妙「ちゃんなら顔も綺麗だし
上手く仕事も出来ると思うんだけど…」
『え…いや…』
妙「ダメかなぁ?」
うるんだ瞳でお妙さんは私をみつめた。
あーーーー、もう。
『わ、わかりました…』