• テキストサイズ

鬼姫

第2章 PRAY 2






昼過ぎくらいに雨は酷くなり、
雷まで鳴ってきた。





「あれ、さん?
こんなところで何してるんですか?」




また私に声をかけてきたやつがいた。



見ると、メガネ……
確か名前は新八がスーパーの袋を
持って傘を刺して立っていた。




『…少し人探しをね』


新「傘もささずにこんな所にいたら
風邪ひきますよ?」


『心配いらない』


新「あ、そうだ。
今日の夜鍋なんですよ。よかったらさんも一緒にどうですか?」


『……』



別に鍋には興味なかったが、
銀時に少し会いたかった。



まだ一度しか会ってないし、
また顔が見たかった。



だから私は新八についてった。


/ 225ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp