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鬼姫

第2章 PRAY 2






もしかして、晋助⁉︎



思い切り顔をあげるとーーーーー…





『…土方』





真選組の土方が立っていた。




土「…隣いいか」


『…うん』




私が座っている木の箱に土方が
腰をかけた。



そして、
マヨネーズ型のライターでタバコを吸った。




ふわり、と風に乗ってタバコの香りが
漂う。




土「ここで何してたんだ?」



別に問い詰めるような感じでもない
ように土方が聞いて来た。




『…少し人探しをね』


土「…そうか」




警察に過激攘夷浪士と知り合いだなんて言えるはずもなかった。


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