• テキストサイズ

鬼姫

第2章 PRAY 2






その日はホテルに泊まった。



地球に行く時にお金はたくさん持って
きたからまだ余裕があった。





次の日の早朝、
晋助がいると思われる船の近くに
行って見張っていた。




でもその日晋助らしい人は見なかった。




その次の日もその次の日も
毎日ずーっと船を見張っていたけど
攘夷浪士たちが出入りはしていたが
晋助の姿はなかった。




そんな張り込みが続いて4日経った
日の夜。



もうそろそろホテルに行こうかと
考えていた時だった。





「…よぉ、」




海の波をぼーっと見つめていて
人が近づいているのに気づかなかった。


/ 225ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp