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鬼姫

第2章 PRAY 2







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屯所を出て、その日は一日江戸を歩き回っていた。



晋助に会えるかな、とも考えたけど
探しても会えなかった。




夕方になって、
私はある男たちの会話を聞いた。





「おい早くしねーと高杉さんご立腹だぞ‼︎」


「やべーよ」




攘夷浪士だと思われる男たちが
高杉と言ったのを私は聞いた。



男たちを見ると港にある船に
そそくさと乗り込んでいった。



…あの中に晋助がいるの?




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